令和元年6月完成

庭を楽しむ 憧れの洋風リフォーム

《新津市 T様邸》

・・・画像をクリックすると拡大写真が見られます。・・・
リフォーム概要

Before
ここは、今は利用していない寝室と、キッチン・トイレ・茶の間・客間などのある、昔ながらの住まいでした。間仕切りが多いため、光や風が遮られていました。
After
主要な柱や壁は残しつつ、不要な壁を取り払って、明るく・開放的な空間へとリニューアル。
奥まっていたトイレや洗面も縁側側へと移動することで利便性を高めました。
室内からの眺めを壊さない位置に新たに耐力壁を設置し、耐震性能もUPさせました。

外観

                           

 Before
After


外観は和風の母屋にあわせて景観を壊さないよう、下見板をリニューアル。
中庭の景観にもマッチしています。

玄関

玄関サッシは気密性が高いスライディングドアエルムーブに取り替えました。
片袖はガラス入りのものとし、日の光を取り込みやすくしています。
正面には、新たにコート掛けを新設し使い勝手をUP。
限られたスペースの中でも、ステンドグラスを埋め込んでアクセントをつけています。

LDK

暖房効率等を考えると縁側との仕切りは欲しいれど、中庭が見えないのはもったいない!
ということで、木製の大きな透明ガラス戸を間仕切りとして取り付けました。
プライバシーを確保したいときには、室内側からカーテンを閉められます。

途中で遮られていた光・風・眺めを充分に取り込み、明るく開放的なLDKへと生まれ変わりました。濃い色合いの床板が好みだということで、ウォールナットを使用しています。
室内の雰囲気に合わせて、窓下のオリジナル家具を製作しました。

客間は格子戸を締め切ることで、個室にもなります。
縁側との仕切りの4枚戸は、雪見障子としてまた違った角度で庭を楽しめるようにしました。


対面キッチンは、手元が室内側から見えにくいように、オリジナル家具で目隠しをしました。
キッチン横に、半帖の土間空間を増築。勝手口ドアをでるとすぐに家庭菜園があります。

反対側には食品庫を作りました。おもい物もOKの固定棚と、棚の高さを変えられる可動棚を設置して、雑然としがちなキッチン周りの収納力も大幅UPです。

縁側〜洗面・トイレ

After     

母屋から離れを繋ぐ動線でもある縁側は、現在もその役目を担っています。
以前は一番奥にあった洗面所とトイレをこの縁側から直接いける場所へと変更することで、来客時にも使い勝手が良くなりました。もともとあった外の物干し場へのフラッシュ戸は、鍵を閉めたまま風を通す採風タイプへと変更し、より明るく風通しのよい空間となりました。