家全体をダークブラウンに塗装した、古民家風の住宅です。玄関を入ると広いホールと横に広がる土間空間が昔の住宅を彷彿とさせ、初めて入った人でも懐かしいような感覚にとらわれます。客間として使用できる和室10帖には玄関を入って靴を脱がずに土間を通ってのアプローチもできるようになっています。
社交的で料理好きな奥様のご希望で、キッチンの床は一段下げて、カウンターに座っている人との目線を合わせての会話を楽しみながら料理ができるように工夫さrています。今回は堀コタツのテーブルやカウンターベンチなども手作りで、統一感のある味わい深い感じに仕上がりました。
2階多目的スペースは、今回は床のみの施工となっていますが、後々に壁で仕切って部屋をつくれるような柱や窓の配置になっています。二階の天井は一階吹きぬけを通しても見えるため、いつものようなアキレスボードあらわしではなく塗装した木材をはってから施工しているため、趣深い味わいがでています。 |