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快適な住宅に快適な温度というのは欠かせません。 夏涼しく、冬温かい家にするためには、断熱性能を高める事が重要となってきます。 断熱性能が高ければ少ないエネルギーで家全体の温度を快適に保つことが可能です。 当社では、新築の場合アキレス外断熱工法をお勧めしております。 ・建物の外側に断熱層をつくり、建物自体をすっぽりと包み込みます。 ・断熱材が連続するため、熱橋が少なく断熱・気密性が向上します。 ・そのさらに外側に空気の層をつくり、空気が流れるようにすることで、熱や湿気を逃がします。 ・床下には換気口がなく、基礎の内側にも断熱材を施工します。 ・断熱材と断熱材の合わせ目には気密テープを張り、しっかりと気密を確保します。 ・壁体内部が空洞である為、壁の内側にも空気の流れが作られます。 |
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断熱工法には気密の確保も大切な要素です。 いくらよい断熱材を使っても、隙間から熱が逃げてしまっては意味がありません。 法的な基準はいまのところありませんが、気密の良し悪しは機械を使って測ることができます。 当社では、断熱材を施工したのちに気密測定を行っています。 機械を使って、相当隙間面積(C値)を測定します。 1.0cm2/uを切ると、高気密と言われていますが、この工法を始めた当時は難しく、補修をして 測定をし直してようやく切れるといった状況でした。 数をこなしていくうちに次第に施工技術が上がり、最近では一度で0.3〜0.4cm2/uという良い数値がでています。 |
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優れた断熱性能をもつ外断熱工法ですが、この工法を始めたきっかけは、もう一つあります。 外側に断熱材を施工することが、建物の軸組を守ることにつながるということに惹かれたためです。 木材に過度の湿気は縦医的です。特に壁の内側に結露が発生する『内部結露』と言われる現象は、木材が腐る原因になってしまいます。 この工法では柱の外側に断熱材を施工することで壁の中に空間ができます。この空間は、床下〜壁〜天井裏までつながっていて、空気の流れが生じることで淀みがなくなります。 床下と室内空間は換気ガラリを通してつながっており、また床下にも24時間計画換気設備の排気口を設置することにより、万が一壁の内側に湿気が入りこんでしまった場合にも、抜けるような工夫をしています。その為、内部結露の心配がほとんどなく、梁・柱・土台といった大切な木材が湿気で腐ってしまう心配がありません。床下には調湿効果・消臭効果のあるゼオライトをまくことにより、コンクリートの嫌なにおいが部屋に上がるのを防ぎます。 |